クリア条件

なぞぷよの各問題で達成する条件を説明します。通常の8種類の条件に、LSI独自の4種類の拡張条件を加え、全部で12種類の条件があります。


同時消し 次の3種類があります。

・一度に(4〜78)ぷよ消すべし
一度の消滅で指定された数のぷよを消せばクリアです。何連鎖目に消えてもかまいません。おじゃまぷよは数えられませんが、色ぷよならどんな色でもかまいません。

・一度に(1〜5)色消すべし
一度の消滅で指定された数の種類の色を消せばクリアです。おじゃまぷよは関係ありません。

・一度に(1〜19)ヶ所で消すべし(拡張条件)
一度の消滅で指定されただけの場所でぷよが消えればクリアです。同色の場合は、それぞれがつながっていないで離れたところで消えなければなりません。違う色の場合は隣り合っていてもかまいません。


 同時消しには、主に次のようなものがあります。
 ◆ずらし
 ◆サンドイッチ
 ◆つなぎ



















(1)ずらしの例。2、3列目のRが消え、上にあったぷよが下にずれて右のぷよとつながる。20ぷよ、4色、4ヶ所同時消し。
(2)サンドイッチの例。真ん中にはさまったRと○が消え、上下のぷよがつながる。24ぷよ、5色、6ヶ所同時消し。
(3)つなぎの例。3ぷよづつのGを降ってくるぷよでつないで消す。これは3×4+2=14ぷよ同時消し、7ぷよ連結。このように、つなぎでは計算力を働かせる必要がある。


落とし
・(2〜)ぷよ落とすべし
 指定された数のぷよ、すなわち(指定の数÷2)組のぷよを置けばクリアです。


 この条件では、多くの問題が狭いスペースにぷよを落とす問題です。途中でぷよを消さなければばたんきゅ〜になってしまうことが多いです。そこで、予定ぷよを見てどの色のぷよが一番最初に消せるかを調べ、その色を消せるように積んでいきましょう。
 一つ注意しておかなければならないのは、左から3列目に積み上げてしまいがちということです(もちろんばたんきゅ〜になる)。条件達成後の窒息判定がある場合(98ルール等)は、最後の1手を左から3列目に積み上げてもばたんきゅ〜となるで注意してください。窒息判定がない場合は、最後の1手は左から3列目に積み上げてもかまいません。



全消し
・ぷよすべて消すべし
おじゃまぷよも含めて、すべてのぷよをフィールド上から消してしまえばクリアです。消すことのできない鉄ぷよと壁は対象外です。

・(色)ぷよすべて消すべし
5色の色ぷよとおじゃまぷよ、計6種類のぷよの中から、指定された1〜5種類のぷよを全部消したらクリアです。


 全消し問題は、連鎖で全部消えてしまう場合がよくあります。しかし、何回かに分けて消す場合もあります。


 なお、かたぷよはおじゃまぷよの一種なので、おじゃまぷよをすべて消す指定では当然かたぷよも消さなければなりません。



連鎖
・(1〜20)連鎖すべし
指定された数だけ連鎖をすればクリアです。途中何ぷよ消えてもかまいません。
20連鎖は、14段目においたぷよが残る場合でのみ可能です。


 連鎖にはいろいろな形があります。それらは多くのなぞぷよやぷよぷよの攻略本に紹介されているので、そちらをご覧ください。ここでは、「昇り連鎖」を紹介しましょう。

「昇り連鎖」
 下から上へつながっていく連鎖。壁(と鉄ぷよ)を利用することにより、実現できる。

































トータルn消し
・(0/4〜)ぷよ消すべし
指定された数だけのぷよを消せばクリアです。消し方は自由です。おじゃまぷよは数えられませんが、色ぷよであれば何色でも、複数の色を消してもかまいません。
「0ぷよ消すべし」は、最初の1手でぷよを消してはいけない、という指定で、規定数オーバーをクリアとみなさない場合にのみ有効です。

・(色)ぷよを(0/4〜)ぷよ消すべし
指定された色のぷよを指定された数だけ消せばクリアです。消し方は自由です。おじゃまぷよを消す指定もあるかもしれません(謎)。


 初期状態でぷよが空中に配置されていて、降ってくる1手目のぷよをうまく入れて、消えるぷよの数を指定通りにする、という問題が割と多いです。
 また、何回かに分けて消す場合もあり、この場合は計算力が必要になってきます。


残し(拡張条件)
(重要)残しは、おじゃまぷよも数えられますが、鉄ぷよや壁は数えられません。

・(1〜83)ぷよ残すべし
指定された数だけフィールド上にぷよを残せばクリアです。

・(色)ぷよを(1〜78)ぷよ残すべし
色の条件が加わる以外は上と同じです。おじゃまぷよを残す指定もあります。

これらの条件は、規定数オーバーをクリアとみなす場合でも、指定の数ちょうどのぷよを残さなければクリアとはなりませんので注意してください。


 この条件の場合、大きく分けて2種類の問題があります。
 まず、いくつかのぷよを消して指定の数だけのぷよを残す問題。
 もう一つは、指定の数に達するまでぷよを消さないように積んでいく問題。手数が多く、予定ぷよをすべて使いきらないとクリアできない場合がほとんど(いや、全部かな?)です。
 ちなみに、「0ぷよ残すべし」といったら、これは「ぷよすべて消すべし」と同じことです。そういうわけで、「残し」ではおじゃまぷよも数えられますが、消せない鉄ぷよと壁は数えられないわけです。



連結(拡張条件)
・(1〜78)ぷよつなげるべし
指定された数だけ同じ色のぷよをつなげればクリアです。おじゃまぷよやかたぷよ、鉄ぷよをつなげてもだめです。


4ぷよ以上の連結の場合は当然ぷよが消えることになりますから、同時消しと似ています。しかし、全部つながっていなければいけませんし、そのためには1色でやらなければならないので、かなり難しくなっています。



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